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久々の悪夢。 

2006年02月09日 ()
 ネット断絶により日付が二回変わったにも関わらず2/9日と言い張って日記を書いている二十六ですごきげんよう。ちくしょう、モデム取り替えたのに!!!

という訳で何があったかなんて忘れました。多分ムカつくことしかなかったと思われます。

仕方ないのでカフェの噂話でも置いておきますね。
あー、通勤しなくていい仕事に就いたら毎日カフェ行くね。

「HYSTERICAL CAFFE」 -Tune up- 二十六-05

忍び寄る軍靴の音。昼の戦争はもうそこまで迫っている。
アシスタントコックが飲み終わったのを確認してオーナーは静かにカップを置いた。
「ランチ確認、行くよ?」
「バ・ベーネ(はい)」
 アシスタントコックの目に微かに鋭さが漂う。ウェイターが厨房の中に入ってきてメモの準備をした。厨房とパントリーに半数以上の従業員達が集まる。
 別にイタリアンメニュー専門の店と言う訳でもないのだけれどバリスタがカッコいいからとか使いやすいとかそういう理由で使い出したイタリア語は、今やこの店では 日本語に次ぐ公用語になった。
「まず今日のパスタ。Aスパゲッティーニボンゴレビアンコ、Bフェットチーネのサーモンクリーム、C、リングイネのシチリアーナ」
 まずランチメニューで人気の高いパスタメニュー。ランチタイムはABCと三種類のソースもパスタの種類も被らなものを用意する。ABCの違いは値段。これは毎日変わることなく固定だ。つまり、ABCの値段の枠組みにメニューを当てはめていく。
「次、デリね。A、エリンギとしめじのマリネサラダ・オリジナルポテトサラダ・ミックスフライ。B、シーザーサラダ、・スモークサーモンのマリネ、スパニッシュオムレツ。C、イタリアンハンバーグ・鶏モモの香草焼き・ローストビーフ」
 外側にショーケースを配置しちょっとしたデリカッテッセンとしても機能しているこの店はデリカの種類も豊富だ。これもパスタと同じように三種類の値段で分けられている。これは会計業務を簡略化するためにオーナーが考えたものだったが、値段が覚えやすい、と従業員にもお客様にも好評のようだった。ウェイターに「デリのB」等と指示してみれば即座に値段が返ってくる、そんな具合だ。
 値段が最初から決まっているのはもう一つ理由があった。
「どんな美味しい料理でもお客様の口に入らなければ意味がない、食べにきてもらえなければ意義がない。毎日食べても飽きの来ない味と無理のない値段を崩さない。限られた価格帯の中でどれだけいいものを出せるかが勝負なんだ」
 この店をまだ開く前のオーナーの言。今や経営方針も中心となっている。
「今日は肉々しいなぁ」
 オーナーの趣味丸出しの白い無地の四角い小鉢や更にデリ達は並べられている。それをウェイター達が注文どおりにトレイ に載せてサーブするのだ。
「あとは……まぁ、カレーとオムハヤシはいつも通り」
 カレーライスとオムハヤシライスは昼夜通しての定番としてメニューに載っている。
「ドリンクはセットと単品のオーダーを間違えないように。スイーツのオーダーをイートインで受けたら必ずパントリーでデコレーションすること」
 続く注意事項はいつも言っていることばかりだが重要なことばかりでもある。スイーツはイートインに限り、アイスクリームやフルーツがサーヴィスで添えられる。
「あとはいつも通り。一山越えたら美味いもの作ってやるから、がんばろう」
「シ・バ・ベーネ(了解しました)!」
 厨房とパントリーから人が散っていく。接客のために残っていた他のスタッフ達にオーナーからの確認事項が伝えられていく。そしてメニューリストの入れ替えが始まる。この店でお客様に出されるニューは二種類ある。一つはプラスチックの板に直接印字されたグランドメニュー。朝昼夜問わず置いてある、主にドリンク類が書いてあるメニューリストだ。そしてもう一つはモーニング・ランチ・ディナーと時間で変わるフレキシブルメニュー。これまたオーナーの趣味丸出しのギミック付メニューリストで、日によって変わるこの店のメニューによく対応している。
「カード足りる?」
 店員達がランチタイムに間に合うようにメニューを入れ替える、このメニューリストはメニューが書かれたカードをアルバムのように入れ替えることが出来る。日々指示されるメニューに入れ替えるのだ。
「うーんと」
 ウェイターは外のイーゼルの裏に隠してあるチョークと小さな黒板消しを取り出した。内容をランチメニューに書き換えるのはウェイターの仕事。
「ま、こんなもんかな」
 特徴的だが読みやすい字でパスタメニューを書いた。その下には「各種デリ、今日も揃ってます」。
「おー、きたきたー」
 前方五十メートル。近所のオフィスビルに勤めていると思われる女性達が集団でこちらに向かってきている。
「第一陣、確認」
 店の中に戻ったウェイターが誰に言うでもなくそう口にすると店の空気が一度、上がった。
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[2006.02.09(Thu) 23:33] [日々の出来事]小話有Trackback(0) | Comments(0)
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